全国交流集会」カテゴリーアーカイブ

第39回全国交流集会

  • 日程:2013年11月9日(土曜日)・10日(日曜日)
  • 開催地・会場:東京都国分寺市 東京経済大学
  • 会場内の案内は全て「『21世紀道路政策研究会』・全国交流集会」という学会名で統一されています。

プログラム

第1日目(11月9日)

  • 13時~15時 現地視察
    • 13時 京王線・高尾山口駅集合
    • 13時30分 ケーブルカーにて高尾山へ → 浄心門にて参拝
    • 15時 下山 → 東京経済大学へ電車にて移動
  • 16時30分~18時10分 特別報告 会場:東京経済大学
    • 「北見道路」市川守弘(北見道路訴訟弁護団)
    • 「北見道路とJR北海道」武田泉(北海道教育大学札幌校)
    • 「京奈和道路」小井修一(高速道路から世界遺産・平城京を守る会)
    • 「中部横断自動車道路」草野正昭(中部横断道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会)
    • 「新山梨環状道路」竹内智(新山梨環状道路北部区間反対連絡協議会)
    • 「木密不燃化プロジェクト」渡辺章(環境アセスメント問題都民連絡会)
    • 「東京外環道」大塚康孝(外環ネット)
    • 「スーパー堤防」堀達雄(江戸川区スーパー堤防取消訴訟を支援する会)
  • 18時30分~20時30分 懇親会 会場:東京経済大学 葵陵会館
  • 第2日目(11月10日)

    • 9時30分~10時30分
      • 開会挨拶 長谷川茂雄(第39回全国交流集会実行委員長)
      • 基調報告 橋本良仁(道路全国連事務局長)
      • 連帯挨拶
        • 全国公害被害者総行動実行委員会、公害・地球問題懇談会 事務局長:清水瀞
        • 東京公害患者と家族の会 事務局長:増田重美
        • リニア・市民ネット 共同代表:天野捷一
    • 10時30分~11時40分 記念講演「国土強靱化でどうなる公共事業」五十嵐敬喜(法政大学教授)
    • 11時40分~12時15分 質疑応答
    • 12時15分~13時15分 昼食休憩 ビデオ「東京の道路見て歩き」上映
    • 13時15分~15時15分 分科会
      1. 道路問題に関する政策:「道路必要論」に対して、何をどのように反論していくか
      2. 運動論:各団体の今と将来の課題、運動の広がりと発展に向けてのポイント
  • 15時40分~16時10分
    • 分科会報告
    • まとめ
    • 集会アピール採択
    • 次回開催地への引き継ぎ

各地からの活動報告書提出を受け付けます

下記の書式で報告書を作成して10月30日(水)までにお送り下さい。製本して受付にてお配ります(間に合わない団体は当日100部程度印刷してお持ちください)。

  1. 道路の概要や年間の活動を、A4・1枚裏表でまとめる
  2. 報告書は活動を簡潔にまとめてください。また、冒頭には報告団体名等を記入してください(開催案内参照)。

第41回全国交流集会 「21世紀の公共事業 ―人間が主人公のまちづくり―」

第41回道路全国連・全国交流集会は、新しい時代の公共事業のあり方や人間が主人公のまちづくりを、みなさんと共に模索・探求する場として開催します。多くのみなさまのご参加をお待ち申し上げます。

プログラム

第1日目

  • 13時~ バスによる現地見学会(定員28名) ※ご希望の方は10月20日までにお申し込みください。
    • 12時40分 東京駅八重洲中央口横「びゅうプラザ」前集合
    • コース:東京駅~(中央環状線)~外環道東名JC現場~外環道中央JC現場~西国分寺・都道328号線現場~(ホテルダイワ)~東京経済大学
  • 16時(受付開始)~ 各地よりの報告他(主に首都圏) 会場:東京経済大学
    • 中部横断道(山梨)、横浜環状南線(横浜)、外環道青梅街道訴訟、外環の2、小平328、特定整備路線、など9団体程度を予定
  • 18時30分~ 懇親会 会場:東京経済大学内食堂 ※ご希望の方は10月20日までにお申し込みください。

第2日目

  • 9時30分~ 会場:東京経済大学
  • 基調報告 橋本良仁(道路全国連事務局長)
  • 記念講演
    • 「交差する<道路>とリニア」川村晃生(慶応大名誉教授)
    • 「公共事業と住民参加―オーフス条約から考える」礒野弥生(東京経済大学教授)
  • 特別報告
    • 広島2号線最高裁判決
    • 名古屋環状2号線
  • 分散会
    • 4つのグループに分かれて頂き、自由闊達な議論や意見交換等を行って頂きます(テーマ別の分科会方式ではありません)。

参加費

  • 一般参加者(道路運動関係者以外):1,000円
  • 道路運動関係者(東京都内からの参加者):1,000円
  • 道路運動関係者(東京都外からの参加者):2,000円
  • 現地見学参加費:3,000円(希望者のみ)
  • 懇親会参加費:5,000円(希望者のみ)

注意事項

  1. 宿泊および第1日目の現地視察を希望される方は、10月20日までに必ず参加申込みを行ってください。
  2. 第2日目大学内生協はお休みです。現地周辺には食堂などがありませんので、弁当を注文されるか(申込期限10月20日)、各自ご準備願います。
  3. 大学構内に設置される案内看板は「21世紀道路政策研究会 道路問題全国交流大会」となります。
  4. 東京都内の方々は当日参加も大歓迎です。第2日目にご参加の方は昼食のご準備をお忘れなく願います(弁当を注文される方は10月20日までにお申し込みください)。

活動報告書提出のお願い

全国の運動団体の皆さま、当日の配布資料となる冊子掲載用の活動報告書を受け付けます。10月20日までにメール添付等で担当までお送り下さい。

事前に印刷製本して受付にて参加者に配布します。期限に間に合わない場合や会のニュースなどを追加で配布したい場合は、当日150部程度印刷して持参してください。

活動報告書の書き方

書式例(開催案内(詳細版)を参照)を参考に報告書を作成して下さい。

  1. 対象道路名・団体名・代表者・連絡先は必須項目です。1ページ目の冒頭に下の書式例を参考に団体名等を記入してください。
  2. 対象道路の概要や年間の活動をA4×2頁以内でまとめて下さい(ワード、エクセルいずれでもOKです)。
  3. 活動報告などを簡潔にまとめてください。
  4. 交流集会で報告する際などに事前提出以外の資料等(ニュース等)を配付する場合の書式は自由です(参加者分150部をご準備下さい。この場合に残資料はお持ち帰り願います)。

お問合せ

第41回全国交流集会・開催実行委員会事務局

第38回全国交流集会 IN ヒロシマ

プログラム

第1日目(11月24日)

  • 13時10分~15時50分 現地視察
    • 広島駅新幹線口集合。バスにて、広島高速5号線「二葉山トンネル」西坑口周辺および牛田東地区トンネル直上住宅団地一帯~「二葉山トンネル」東坑口予定地~同1号線「福木トンネル」地盤沈下現場~同3号線(中区吉島:広島南道路建設現場)一帯~国道2号線高架道路延伸予定地一帯(中区観音)~市民交流プラザ(中区袋町)
  • 16時30分~18時20分 集会 会場:広島市まちづくり市民交流プラザ
    • 開会あいさつ(実行委員長)
    • 映像で見る広島のたたかい(映像による)
    • 現地報告(広島市域)
      • 国道2号線広島市内「高架延伸」反対運動
      • 広島高速1号線「福木トンネル」地盤沈下被害補償運動
      • 広島高速5号線「二葉山トンネル」建設反対運動
    • 18時45分~21時 懇親会 会場:ホテル法華クラブ広島

    第2日目(11月25日)

    • 9時30分~11時30分
      • 基調報告 橋本良仁(道路住民運動全国連事務局長)
      • 特別報告 鈴木辰夫(鞆の自然と環境を守る会代表)、高橋善信(鞆の自然と環境を守る会事務局長)
      • 記念講演 関島保雄(高尾山天狗裁判弁護団事務局長)「高尾山天狗裁判から見えてきたもの」
    • 11時30分~13時 昼食休憩
      • 希望者は法華クラブ・バイキングにて(1,200円) ※要予約
      • 旧袋町国民學校校舎見学(ガイド:高橋信雄さん) ※自由参加(食事前後の2グループに分かれて見学(所要時間30分)
    • 13時~16時
      • 全国のたたかいの報告
      • 福山バイパス
      • 横浜環状南線(横浜連協)
      • 東京の都市計画道路
      • 新名神(大阪)
      • 名古屋二環
      • 東京外かん道(千葉)
      • 岩国大竹道路山手トンネル対策連絡協議会
    • 16時~16時30分
      • 集会アピール採択
      • 次回開催地引き継ぎ
      • 閉会あいさつ(現地副実行委員長)

    【オプショナルツアー】(11月26日)

    • 要請行動(3グループ) ※自由参加
      • 広島高速道路公社理事長
      • 広島市長
      • 広島県知事
    • 要請行動終了後 10時30分 原爆ドーム前集合
    • 広島市内被爆建物見学ツアー(ガイド:高橋信雄さん) ※要申込
      • 広島日赤病院・広島陸軍病院~原爆ドーム・元大正屋呉服店~島外科病院跡(爆心地)~広島城内地下指令室~京橋(京橋川河岸屋外レストランで昼食)~多聞院・頼山陽記念館~広島被服廠~広島東照宮~広島駅新幹線口(解散:15時)

    参加費用

    • 現地視察(第1日目):2,000円
    • 参加費:2,000円(県外・幹事)、1,000円(広島県内)
    • 懇親会(第1日目):5,000円
    • 宿泊(法華クラブ広島):第1日目8,400円、第2日目7,350円(いずれも朝食込)
    • 昼食(第2日目):1,200円(希望者のみ)
    • オプショナルツアー:自家用車分乗のため当日確定

    参加申込み

    • 必要事項を参加申込書に記入のうえ10月31日までに全国交流集会事務局に申し込んで下さい(申込先は参加申込書に記載)。
    • 道路全国連参加団体以外の団体・個人も参加できます。どちらか1日だけの参加もできます。
    • 参加費用は参加申込後、11月16日までに振り込んでください(振込先は参加申込書に記載)。

    活動報告書

    活動報告書を作成し集会参加者に配布します。下記の書式で報告を作成しお送り下さい。

    • 【書式】A4版2ページ分。1ページ目の冒頭に、対象路線、団体名、代表者名、連絡先住所・電話・FAX・e-mail等を記載してください。
    • 【受付締め切り】2012年11月9日(土曜日)

第37回全国交流集会アピール

第37回道路全国連・全国交流集会は40団体、103人が参加して、外環道路への建設反対運動が40年を迎えた千葉県市川市で11月5日、6日の2日にわたり開催された。

ムダで有害な公共事業は一昨年の政権交代後も一向に止らず、多くの国民に失望を与えている。公共事業費の中でも道路建設のための事業費は突出しており、住民を無視して進められる環境破壊の道路建設をストップさせることは急務である。

3月11日に起きた東日本大震災は東北地方を中心に東日本各地に甚大で深刻な被害をもたらした。国はそうした被害地域の住民を助け、1日も早い復旧、復興のためにこそ予算を振り向けるべきであったのに、今年度の当初予算における道路事業費は1兆4,536億円で昨年度とほぼ同じ規模であった。特に圏央道や外環道など大都市圏環状道路の事業費は大きく、この二つの道路だけで約1,200億円もの予算が計上されていた。これは津波で流された鉄道や地震で寸断されている生活道路の全てを復旧させるために必要な予算を上回る規模である。国土交通省は当初、公共事業予算の5%を震災復興費捻出に備えるためとして執行を保留にしてきたが、10月7日、それさえも解除してしまい、さらに災害対策を名目に高速道路建設を一層進めようとしている。国がこうした予算の立て方を改めずに、震災復興を名目に新たな税負担を国民に求めることは許されない。

福島第一原子力発電所の原子炉事故は政・官・業・学・報(メディア)がつくり上げてきた「安全神話」を一挙に崩壊させた。私達は道路建設をはじめとする公共事業の中に原発と同じ政・官・業・学・報一体の「安全神話」の形成と住民への押しつけを見て来た。建設を前提とし、道路建設の影響を故意に低く評価する環境アセスメントや道路建設の効果を過大に評価する事業評価などである。また必要な情報を国民に隠す手法や公聴会や説明会で行政が音頭を取って情報操作をしてきたことも原発と同じ構図である。さらに言えばこうした行政のあり方をチェックし、その暴走を止める司法がその役割を果たして来なかったことも厳しく追及しなければならない。

自動車排出ガスと学童の喘息発症との因果関係が大気汚染被害者の粘り強い運動の結果、環境省のSORAプロジェクト(自動車排出ガスと呼吸器疾患との関連についての研究調査)でも明確な形で証明された。これによって自動車排出ガスの影響で苦しむ全国の公害被害者の国による救済は急務となった。また道路建設によって自動車排出ガスが新たな健康被害者を生まないよう、安全側にシフトした環境アセスメント制度を確立し、新規はもとより建設中の道路についても建設を中断しアセスをやり直すことが必要である。

今回の集会では公共事業の現状を分析し、その抜本的な改革に向けて日弁連が提案する「公共事業改革基本法(試案)」について高尾山天狗裁判弁護団長・鈴木堯博弁護士が特別報告し参加者で議論した。試案の目的は公共事業における徹底した情報公開と市民参加の保障そして客観的で科学的・合理的な評価システムの確立である。私達はこの提案に大いに勇気づけられた。

福島第一原子力発電所事故という災禍を機に公共事業のあり方が改めて問われている。私達はまちづくりや自然保護の運動そして子ども達の健康を守りたいと願う人々と連帯しムダで有害な道路建設を止めさせ、自然と調和した真に豊かな社会を構築するため、今後も粘り強く運動を続けていく。

2011年11月6日

  • 第37回道路全国連・全国交流集会参加者一同

第37回全国交流集会 ―環境破壊、住民無視の道路建設を止め、建設費を東日本大震災の復旧、復興へ―

3月11日に東日本を襲った地震と津波そして原発事故の被害はその規模と深刻さでこれまで例を見ないもので、被災地の復旧、復興に向け、政策の大転換が求められています。それにも拘わらず、住民の望まない環境破壊の道路建設は相変わらず全国各地で進められています。これでいいのでしょうか!
皆様の体験、運動の現状をお持ちより頂き、交流し、この不当な状況を打ち破る新たな一歩を踏み出す機会としたいと存じます。多数の皆様の参加をお待ちしております。

  • 日程:2011年11月5日(土曜日)~6日(日曜日)
  • 開催地・会場:千葉県市川市 千葉商科大学

プログラム

第1日目(11月5日)

  • 12時45分~16時30分 現地見学会
    • 12時30分 京葉線「新浦安」駅、南口デッキ(改札出て右側)集合、受付
    • バスにて、浦安湾岸地域~外環道高谷ジャンクション~外環道路路線沿いに市川市内、松戸市矢切り地区を経て松戸市「関さんの森」~千葉商科大学(ルートは予定)
  • 16時45分~17時45分 全体集会 会場:千葉商科大学 1号館101教室
    • 特別報告「外環反対運動の40年」 高柳俊暢(外環反対連絡会)
    • 「千葉県の自然保護と道路問題」中山敏則(千葉県自然保護連合)
  • 18時~20時 懇親会 会場:千葉商科大学食堂
  • 宿泊:セミナーハウス・クロスウェーブ船橋 ※懇親会終了後、バスでお送りします。

第2日目(11月6日)

  • 9時30分~12時10分
    • 基調報告 橋本良仁(道路全国連事務局長)
    • 特別報告「ムダで有害な道路を作らせないために―公共事業の抜本的改革法案を提案する―」鈴木堯博(高尾山天狗裁判弁護団長、弁護士)
    • 質疑・討論
    • 報告「広島・国道2号線裁判控訴審の現状」
    • 報告「横浜連協による住民訴訟と公害調停」比留間哲生(横浜環状道路対策連絡協議会会長)
  • 12時10分~13時 休憩 ※会場前ロビーにて展示、資料販売、情報交換など
  • 13時~15時40分
    • 特別報告「自動車排ガスと喘息 ―SORAプロジェクトの結果」西村隆雄(東京大気裁判弁護団、弁護士)
    • 報告
      • 「第二京阪道路供用開始に伴う大気汚染」長野晃(道路公害反対運動大阪連絡会会長)
      • 「市川市内と外環埼玉区間沿道のNO2汚染濃度比較による外環影響予測の検証」鈴木一義(市川の空気を調べる会代表)
      • 「新山梨環状道路反対運動の現状」川村晃生(新山梨環状北部区間反対連絡協議会事務局長)
      • 「名古屋環状二号線工事による家屋被害」篠原正之(名古屋環状2号線問題懇談会事務局長)
      • 「道路騒音問題と環境基準」標博重(首都圏道路問題連絡会代表)
      • 「東京の都市計画道路の問題点」長谷川茂雄(三鷹336号線道路を考える会)
  • 15時40分~16時 まとめと次回への引き継ぎ

参加費用

  • 現地見学:2,000円
  • 参加費:2,000円(首都圏以外と幹事)、1,000円(首都圏一般参加者)
  • 懇親会(第1日目):4,000円
  • 宿泊:7,900円(朝食込)
  • 昼食(第2日目):1,000円

参加申込等について

  • 必要事項を参加申込書に記入のうえ全国交流集会事務局に申し込んで下さい。
  • 道路全国連参加団体以外の団体・個人も参加できます。どちらか1日だけの参加もできます。
  • 参加費用は参加申込後、10月28日までに振り込んでください(振込先は参加申込書に記載)。
  • 宿泊費は当日宿泊施設にて各自ご精算下さい。

活動報告書

例年通り活動報告書を作成します。団体ごとに活動報告書をお送り下さい。今回の集会に参加出来ない団体も活動の状況をお知らせいただけると幸いです。

  • 書式
    • A4版2ページ分。1ページ目の最初に対象道路、団体名、代表者名、連絡先住所
      電話番号・FAX、eメール・アドレスを記載して下さい。
  • 送り先:第37回道路公害反対運動全国交流集会事務局
  • 受付締め切り:2011年10月22日(土曜日)

地域連絡会等でまとめ、一括してお送り頂ける場合はあらかじめご連絡頂けると幸いです。

講演、報告レジュメ

A4版4ページ以内で作成してお送り下さい(原稿締め切り10月28日、送付先は活動報告書に同じ)。

展示、署名、資料配布、書籍販売等

会場前ロビーの丸テーブル、椅子などを利用できます(参考:開催案内・プログラムに写真を掲載しています)。

展示用の発泡スチロール板を用意します。

利用団体は、参加申し込みの際、「その他」の欄に附記して下さい。

第30回全国交流集会 外環道路と第二湾岸道路に反対する特別決議

千葉大学医学部が千葉県内の小学生を対象に実施した喘息発症率調査は、交通量の多い幹線道路が通る地域にある学校での喘息発症率が、田園地域の学校に比べ有意に高いことを示している。中でも市川市は田園部である館山市と較べ、3.62倍もの発症率であることが明らかにされている。子供たちをいつまでもこうした大気汚染の環境に置き続けるならば、子供たちの健康を守るべき立場にある我々大人の責任が問われることになる。

外環道路計画は市川市と松戸市を12キロにわたって縦断する。湾岸道路、京葉道路、北千葉道路という三つの高速道路との間に巨大なジャンクションが計画されているほか、4ヵ所ものインターチェンジが学校や住宅の間近に造られる計画である。住民の立ち退きが2,000戸を超え、接続道路などを含めると2,700戸という数字に達する。これは全国でも例を見ない規模であり、まさに「まち破壊の道路」と言わなければならない。

今、国や道路公団は都心の渋滞緩和を理由にこの外環計画の推進を図っているが、この道路計画はもともと、埋め立てなど千葉県の湾岸開発に伴い、湾岸と内陸部を結ぶ物流対策として計画された大幹線道路であり、道路建設の目的は都心の渋滞緩和とは無縁である。

市川市と松戸市の住民は実に34年にもわたる粘り強い反対運動によってこの道路計画を阻止し、クロマツの残る町並みや、緑多い里山を守ってきた。この道路計画にはすでに5,000億円が投じられているが、事業遂行にはなお1兆円もの事業費が必要とされている。「なお1兆円もの費用をかけて公害をもたらす道路を造る必要があるか」と考えれば、計画路線内の用地買収が進んだことは何らこの計画を正当化する理由にはならない。しかも国、公団が取得した用地には貴重な遺跡や豊富な地下水、1万年を超える自然堆積物が存在することも明らかになっている。「これらを生かし外環のないまちづくりを進めるべきだ」とする住民の主張を我々は断固支持するものである。

一方、第二湾岸道路は干潟保全を求める幅広い市民の運動で、埋め立て計画が白紙撤回された三番瀬に計画されている。埋め立てが中止になっても巨大な高速道路が建設されれば三番瀬の自然は大きく傷められ、三番瀬の生態系が重大な影響を受けるだけでなく、道路からの排気ガスによって湾岸地域の大気汚染が一層進むことは目に見えている。千葉県は第二湾岸道路建設に固執する理由として既存の湾岸道路の交通量増加、特に外環が接続した場合の交通量増加をあげている。しかし実際の湾岸道路の交通量は近年、減少傾向を示しており、外環道路さえ建設しなければ第二湾岸道路を建設する理由はなくなる。千葉県が第二湾岸道路を必要としている説明は、クルマの交通量を抑制することなく、際限なく道路を造り続けていくことの愚かさを示すだけである。

三番瀬はシギやチドリなど、水鳥の日本最大級の飛来地であり、冬場には10万羽を超えるスズガモが見られる。一方、三番瀬の干潟は13万人分の浄化能力を持ち、東京湾の浄化にも役立っているし、東京湾に生息する魚類の稚魚が育つ場所として東京湾の漁業にとってなくてはならない場所でもある。このような三番瀬を早期にラムサール条約に登録し、恒久的に保全するためにも我々は第二湾岸道路計画の撤回を強く求め、ここに決議する。

2004年10月10日

  • 第30回道路公害反対運動全国交流集会

第30回全国交流集会アピール

第30回道路公害反対運動全国交流集会は「道路政策の転換を」というスローガンのもとに41団体、160名が参加し、千葉県市川市で開催された。

本年4月には圏央道あきる野の土地収用反対裁判で東京地裁は圏央道計画が住民に騒音と大気汚染による公害をもたらす恐れの高い道路計画であると断じ、「こうした瑕疵ある道路計画は違法であり、事業認定ならびに収用採決を取り消す」という画期的な判決を下した。国道43号線、西淀川、川崎、尼崎、名古屋、東京と続いてきた道路公害裁判は道路公害が住民に深刻な健康被害をもたらしている事実を明らかにし、道路管理者としての国、自治体、道路公団などの責任を断罪する判決が下っている。それにもかかわらず高速道路を中心とするクルマ優先、開発優先の大規模幹線道路建設は全国で進められている。あきる野判決はこうした国などの姿勢の違法性を厳しく指摘し、公害被害を未然にくい止めようとする司法の姿勢を示すものである。この意味であきる野判決は道路公害裁判の闘いの上に勝ち取った我々住民運動全体の勝利判決である。我々は今後この勝利判決を基礎に、あきる野裁判控訴審をはじめ、全国各地で展開されている公害道路阻止の闘いの勝利と東京大気汚染公害裁判の完全勝利をめざし、公害被害者の救済と道路公害・車公害の根絶を期するものである。

小泉内閣の進めてきた道路公団民営化は無駄で有害な高速道路を借金で造り続けるという従来の制度を改めることができなかったばかりか、高速道路を税金で建設するという道を開き、さらには破綻した公団の事業を地方自治体に押し付ける動きにさえなっている。政府が財政難を理由に福祉関係や医療の予算を減らすなか、また国民の7割が「これ以上高速道路は必要ない」と考えるようになっている今、このように高速道路建設の借金の付けを何重にも国民に負担させる政策は国民に到底受け入れられない。政府はこうした国民の意識に目を向けるべきである。

「一度始めたら止められない」と言われてきた公共事業もダムや埋め立てなどの分野では見直しが行われ、中止される事業も出てきている。この流れを道路事業の分野にも導かねばならない。戦後の経済復興を目的に作られた道路整備緊急措置法が経済大国となったとされる今もなお継続し、道路を造ることだけを目的とした税金や借金で高速道路を造れる制度を温存しているのは、ゼネコンを頂点とする土木産業と癒着した政治のゆがみを象徴するものである。地球温暖化やヒートアイランドの現象が年々進むなか、都市とその周辺の緑地や水辺を保全することは高速道路建設よりはるかに緊急性を有する。また迫り来る高齢化社会への対応こそが、多くの国民が望む緊急の課題である。

今日、都市再生、都心の渋滞緩和を理由に大都市周辺の環状方向の高速道路を建設しようとする動きが急である。しかしながらこうした道路の目的はネットワーク化により高速道路の機能を高め、クルマによる物流を盛んにすることにある。したがってこうした道路の建設は都市周辺交通のクルマへの依存性を一層強め、都心への自動車交通を増大させ渋滞を促進する。渋滞緩和のためには自動車交通の抑制こそが唯一の方策である。都心からクルマを締め出し、人間のまちを取り戻すとともに、安くて使いやすい公共交通を整備する努力が世界各地の都市で行われている。我が国においてもこうした施策への転換が急務である。

今や道路政策の転換は自然保護やまちづくりに取り組む住民運動、市民運動からも強く求められている。「道路は聖域」として行政の裁量にゆだねられている時代は終わった。道路についての情報は計画段階を含め、すべての段階で公開されるべきであり、道路そのものの必要性や環境への影響など道路計画がもたらすマイナスを含めた議論を通じ、道路計画に住民の意見が反映できる制度が必要である。我々はこうした制度の確立を国、自治体に対し強く求めるものである。

2004年10月10日

  • 第30回道路公害反対運動全国交流集会

第32回全国交流集会アピール

第32回道路公害反対運動全国交流集会は「道路行政の民主的転換を求めて」のスローガンのもと、東京で開かれました。集会には広島、兵庫、大阪、奈良、京都、愛知、神奈川、千葉、埼玉、東京より200名が参加しました。

環境の世紀といわれて始まった21世紀も、すでに5年が経過しました。しかし、全国各地ゼ20世紀よりも環境を破壊する公共事業が進んでいます。道路建設もしかりです。

9月28日、東京高等裁判所は東京大気汚染公害訴訟の結審にあたり、「解決勧告」を言いわたしました。内容は、「原告(大気汚染公害被害者)の多くの方が亡くなっている。裁判所としては、出来る限り早く、抜本的、最終的な解決を図りたい。」というものであった。これは、被害者の救済制度を早急につくれと言う事に他なりません。

国道43号線、西淀川、川崎、尼崎、名古屋、東京と続いた道路公害裁判は、道路公害が住民に重大な被害をもたらしている事実を明らかにしましたが、先の「解決勧告」は、その被害がより深刻になっていることをものがたっています。

しかし、高速道路を始め、大規模な幹線道路建設は依然として全国で進められています。また、大型の都市計画道路も然りです。東京では、石原都政のもと、オリンピックを口実に道路建設を強行しています。

こうした一方的な道路行政のあり方に対し、私たちは行政への働きかけをよりいっそう強めなければなりません。

今や国と地方を合せると1000兆円ともいえる借金をかかえています。道路公団は昨年10月より民営化され、公団負債の穴埋めや不採算路線へは税金投入の道さえ開きました。民営化したことによる情報公開の後退も危惧されます。今後、政府と民営会社の動向を監視する必要があります。

これ以上ムダで有害な道路建設は必要ありません。国は道路事業を進めるにあたって、その公正性と透明性を高めると公言し、計画の早い段階から住民に情報を提供し、住民との合意形成を図ると言っています。しかし、これらは現場では活かされていません。あいも変わらず一旦決めたものは強引に進めているのが実情です。一度始めたら止まらないと言われてきた公共事業もダムや埋め立てでは見直しが行われ、中止する事業も生まれています。

車優先から人間優先の社会に政策を転換するときです。この2日間で討論した中身を地域に帰って報告し、仲間を増やしましょう。そして、運動の輪を広げましょう。道路政策の転換は、自然保護やまちづく りに取組む住民運動、市民運動のみならず、国民の多くから求められています。

2006年10月15日

  • 第32回道路公害反対運動全国交流集会

第26回全国交流集会アピール

私たちは、第26回道路公害反対運動全国交流大阪集会を、11月18日、19日に大阪にて開催し、全国から230名の参加のもとに現地見学や各地の経験を交流し、また、21世紀に向けての「車社会」のあり方の討論もおこなった。

43号線最高裁判決、西淀川地裁判決、川崎地裁判決に続き、今年1月の尼崎地裁判決においても画期的な差し止め命令など、道路公害がきびしく断罪された。これらの裁判を通じて、道路公害がいかに住民に健康被害をもたらしているかが明確になった。そして、勝利判決が確定した訴訟や勝利和解した訴訟の地域において、国は道路公害対策への取り組みを行い始めている。しかし、国は今現在、尼崎での和解に応じず、また、全国的な車優先の道路行政の転換を行おうとしていない。

不況を口実として大型公共事業に莫大な税金投入が行われ、今年度末で650兆円の借金をかかえ、財政破綻も抜きさしならない状況となってきている。それにもかかわらず、国は630兆円の公共投資の見直しを行わず、第12次道路整備五ヵ年計画に於いて78兆円の投資を進めている。

圏央道での収用手続きに見られるように、住民の意思を無視した道路建設の強行が行われている。また、大阪や兵庫に於いても第二京阪道路、阪神高速淀川左岸線、大和川線、第二名神、阪神高速東本町入路ランプなどが建設着手や建設に向けての手続きが急ピッチで進められ、関係地域住民の不安を惹起している。

大気汚染や騒音など道路公害の状況が一向に改善されない中、道路建設が進められるなら、環境がより一層悪化することは明らかであり、また、まち壊しが進むことも明らかである。

私たちは、全国からつどい、経験を交流し、学ぶ中で、次のことを国や自治体に求めるものである。そして、私たちは住民運動をねばり強く展開し、21世紀を環境優先、住民が主人公の世紀とするために奮闘するものである。

一、圏央道での収容手続きを今すぐ中止し、大阪をはじめ各地での住民合意のない道路建設をストップすること。

一、 道路環境の抜本的改善に取り組み、環境破壊・自然破壊・まち壊しの道路建設をやめること。

一、 公共事業は道路建設優先から生活密着型優先に切り替え、同時にゼネコン向け大型公共事業予算を減らし、くらし・社会保障予算にまわすこと。

一、 車優先の交通政策から、人間優先・公共交通優先の政策に切り替えること。

以上、集会アピールとする。

2000年11月19日

  • 第26回道路公害反対運動全国交流大阪集会

第29回全国交流集会アピール

私たちは、第29回道路公害反対運動全国交流集会を、10月12日、13日愛知で開催し、全国から11都府県42団体169人が参加しました。

全国から集まった私たちの運動は、計画段階、建設中、供用段階とさまざまであり、運動の組織や形態も多様です。しかし、共通しているのは地域住民のいのちと健康、生活を守る立場で運動を進めていることです。また、粘り強く運動が継続され、運動が日々広がり、強まっていることです。

道路事業に対する環境は大きく変化してきました。世論調査では、道路建設をはじめとする公共事業には「無駄がある。減らすべき」が9割を占め、高速道路の「拡充は不必要」が「必要」を上回っています。95年の43号線、西淀川判決から昨年10月の東京大気汚染訴訟の判決に連なる一連の大気汚染裁判で自動車排ガスの健康・生活被害と国、公団の加害責任が明らかにされました。ディーゼル排ガス規制も始まりました。民営化論議を含め道路公団のあり方そのものも問われています。10月3日には圏央道あきる野の土地収用に東京地裁が執行停止決定を出しました。しかし、東京都、国と公団は即時抗告しました。

国と地方の債務は700兆円にもおよび、道路関係4公団の債務は40兆円となり、財政破綻の状況です。しかし、いまなお公共事業費の3分の1を投入して道路建設が続けられています。利権の温床でもある道路建設は住民に知らせないまま計画が進められています。まだ、国や公団、自治体の道路行政の姿勢を変えるには至っていません。現在の道路事業が推し進められるなら、住民との矛盾は広がり、道路公害と住民無視の道路建設に反対する運動は、更に強く広がるでしょう。

私たちの運動は道路問題だけにとどまりません。全国で道路問題を含めた地域再生の運動が始まっています。私たちの運動は、道路問題から始まり、国と自治体のあり方、住民合意、住民参加による道づくり、まちづくりの運動に発展しています。無駄な道路建設を止め、交通政策を転換させることは地球温暖化を始め地球環境を守る運動でもあります。道路公害問題を基本にしながら幅広い視野を持って運動を進めることが求められています。

開発と環境破壊の20世紀から環境優先・自然と共に生きる21世紀にたって、私たちは、住民参加による人と環境にやさしい公共交通機関をいかしたまちづくりを求めます。くるま優先の道路から人間優先の道路へと道路政策を転換することを強く求めます。

2003年10月13日

  • 第29回道路公害反対運動全国交流集会