直前の告知で申し訳ありません。
メーリングリスト等で開催をご案内していました「オンライン全国交流集会」(2025年12月14日(日)13時30分~)は、やむを得ない事情により延期することになりました。
参加を予定されていたみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますことをおわび申し上げます。
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メーリングリスト等で開催をご案内していました「オンライン全国交流集会」(2025年12月14日(日)13時30分~)は、やむを得ない事情により延期することになりました。
参加を予定されていたみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますことをおわび申し上げます。
国民の健康よりも経済成長優先の政策によって命を脅かす公害が各地で発生し、現在も苦しみ続けている人が多くいます。ノーモア・ミナマタ近畿訴訟では、昨年9月27日に画期的な「被害者全員救済」の判決がありました。これまでのたたかいを教訓に、新しい未来を創っていく取り組みです。ぜひご一緒に行動しませんか。
主催:全国公害被害者総行動実行委員会
主催:全国公害被害者総行動実行委員会
2022年3月16日
2022年2月28日東京地方裁判所民事第9部(目代真理裁判長)は、東京外環道工事差止仮処分申立事件において、住民の人格権を侵害する工事の違法性を認め、東京外環道の事業者である「国とネクスコ2社(東日本高速道路(株)、中日本高速道路(株))」(以下債務者らという)に対して、トンネル工事を一部差し止める旨の決定を発した。
決定の要点は「債務者らは、東京都市計画道路事業都市高速道路外郭環状線のうち東名立坑発進に係るトンネル掘削工事において、気泡シールド工法によるシールドトンネル掘削工事を行い、または第三者をして行わせてはならない」というものである。これによって、東京外環道の往復2本の本線トンネル約16.2kmのうち、それぞれ南側約9km部分について掘進工事の停止が命じられた。この部分は、2020年10月18日に調布市東つつじヶ丘地区の地下47m以深で工事中であったトンネル上の地表の道路陥没と地中3か所の空洞及び地盤の緩みが発見された区域も含んでいる。
本決定によって、事業者らは、裁判上の手続によって具体的な「再発防止対策」を示して決定を覆せない限り、任意に工事を再開することは出来なくなった。
また、今回の工事差し止め決定は当該債権者以外にも本件差止区間のトンネル予定地上の多くの住民に安心感を与えるものである。更にトンネルの真上でない住民についても、地盤の緩み、空洞、陥没の危険が認められ、事業者のいう「トンネルの真上」だけでなく、その周辺の一定の範囲の住民にとっても被害補償につながる決定である。
言うまでもなく、今回認定された9km以外の東京外環道の全区間に於いても、陥没事故など同様の影響が当然に予測されることから、今回決定には不十分さが残されており、当事者の方々が即時抗告したように、司法には事実に正面から向き合い更に踏み込んだ科学的・合理的判断をすることを求める。
東京外環道は平成25年(2013年)に大深度法(正式名称:大深度地下の公共的使用に関する特別措置法(平成十二年法律第八十七号))の認可を受けて事業が進められている。しかし、「通常使用しない大深度地下を使用するので地上には影響が無い」といった大深度法の「前提」である安全神話は、この間に起きた住民の命さえも奪いかねない酸欠気泡噴出や陥没・空洞事故、振動・低周波音による健康破壊、そして約30戸の家壊し・街壊しにより崩れ去った。
このように無断・無補償で地権者の土地の地下を勝手に使ってよいとする大深度法は、日本国憲法29条(財産権)・13条(人格権)・25条(生存権)などに違反していることが誰の目にも明らかになっている。
東京外環道事業は平成19年(2007年)に地下方式に都市計画変更決定されたものであるが、決定から15年が経過し、この間には社会経済環境の変化によって平成22年(2010年)以降は自動車交通量が減少し続けており、住民などからは事業の必要性や環境破壊など数多くの疑問が出されてきている。
しかも当初に見積もった事業費1兆2820億円が2020年には2兆3575億円に膨れ上がっている。この事業については5年ごとに事業再評価が行われていて、2020年の再評価では費用対効果(B/C)が「1.01」となっている。しかし、平成27年(2015年)に構造変更された地中拡幅部は全体として未だに工法や費用が示されておらず、それらの分を合わせると費用対効果は事業再評価時の判断基準である「1.0」を大きく下回り、当然に中止や見直しすべき事業となる。
事業者らも十分知っているように、仮処分といえども公共事業の中止を裁判所が命じることは非常に稀有な事例であり、今回の工事差し止め決定は極めて貴重で勇気ある画期的な司法判断である。
事業者らはこの度の司法判断を真摯に受け止め外環道全線の事業を中止すること、更に国に於いては特措法である憲法違反の大深度法は直ちに廃止することを求める。
以上
第46回全国交流集会実行委員会(外環ネット+都市計画道路連絡会)
担当:長谷川茂雄
第28回道路公害反対愛知県民会議総会(2021年9月26日)における記念講演「交通騒音による健康影響」(松井利仁氏)のビデオを公開しました。
我が国では、騒音は単なる生活妨害が生じる公害として扱われ、健康への影響については放置されてきました。騒音による影響について研究しておられる松井先生から、道路騒音の健康影響に関する科学的な知見や、世界的なガイドラインなどについてお話しいただきました。

住民は道路事業にどう抵抗し br>
何をかちとってきたか br>
道路はどうあるべきかを提言
道路事業は始まったら止まらない。2020年10月に陥没事故が起きた東京外環道の建設計画を始めとした全国の幹線道路計画などの多くは、1978年の第四次全国総合開発計画を起点としている。これらの道路計画はある日突然、発表され、住民は説明会で驚愕の事実を知る。自分の家の上や下を計画道路が走っていて立ち退きを迫られる。建設された道路からは騒音と排気ガスが撒き散らされる。
住民は道路と対峙し、全国組織を立ち上げ、建設を強行する事業者と闘うと共に、住民の理解を得る、透明性のある、持続可能な道路の在り方を提言してきた。本書は、道路全国連の45年の闘いの代表例など事例別に総括し、専門家や研究者の分析・提言などを踏まえ、道路の現在と未来を切り拓く試みである。
《お知らせ》
本書刊行後、記載内容の一部に誤りが見つかりました。お詫びして訂正いたします。正誤表は下記からダウンロードをお願いいたします。
道路全国連ホームページからご注文下さい(出版記念期間として送料無料)。
➡お問い合わせフォーム(件名を「四十五年史注文」として下さい)
全国の書店及びオンラインショップでも購入できます。
道路全国連では、毎年秋(10⽉〜11⽉頃)に開催地を変えて全国交流集会を開催しており、今年2020年は東京国分寺の東京経済⼤学での交流集会を11⽉28⽇〜29⽇で予定しておりましたが、現下の新型コロナ感染症の動向を踏まえて、先⽇7⽉26⽇の幹事会Zoom会議に於いて、今年の交流集会開催中⽌を決定いたしました。
尚、交流集会は中⽌しますが各地ではこのような中でも様々な取り組みが⾏われていることから、活動報告書(冊⼦)作成は⾏う予定です。
10⽉末を⽬途にみなさんから報告書をデータで送って頂き東京の実⾏委員会︓事務局が紙媒体で製本しみなさんには実費で頒布する予定です(発⾏などは11⽉の予定)。詳しくは、後⽇に改めてご案内致します。
以上の事などを踏まえ、今年2020年の交流集会は「中⽌」とします。
第45回全国交流集会は、横浜市の神奈川県立「あーすぷらざ」で開催され、29団体、78人(延べ115人)が参加した。
当集会の横浜開催はこれまで5回あったが、当会場では5年前の2014年10月に続き2回目となった。この間当該地区の横浜環状道路(圏央道)の進捗状況概要は次のとおりである。5年前には当局による土地収用法に基づく事業認定申請に向けた事業説明会が強行された。これに対し住民は意見書の提出、公聴会での意見陳述を行い法的範囲内で本計画の白紙撤回・抜本的見直しを拠り所に抵抗を試みたのである。抵抗も空しく翌15年10月に不本意ながら事業認定された。その後事業説明と工事説明が各工事区域で行われた。連協加盟沿線区域では都市計画決定から20年間にわたり、工事の着工を一切許すことはなかったのである。事業認定決定を契機に連協の運動方針は白紙撤回から大きく転換し、当局の事業認定に基づく具体的な工事に対し厳しく対応し住民の環境への影響や不安を取り除くべく国交省、NEXCO東日本、横浜市と質問回答会議を随時開催し意見交換の場で依頼・要求等を行ってきた。そして今も継続中である。
こうして素案発表から30年以上を経過した現在、建設計画区域全線で工事が着工されることに。この間運動の最大の成果としては30年間高速道路を造らせることなく住環境が守れたことは住民の自負するところである。圏央道では裏高尾をはじめあきる野等々で何十年にもわたって建設阻止の運動が展開されてきたが、横浜を含め数年後に全線開通を余儀なくされることに対し今なお多くの関係者は忸怩(じくじ)たる思いがあるのではないだろうか。
本集会ではこれまで全国で繰り広げられてきた「住民参加の道路事業」の中で「住民が主人公であったか、何を未来に伝えるか!」をテーマに分科会で取り上げることとした。全国で住民参加の事業を展開してきたが、その中で住民が参加したがうまくいかなかった事例、住民の参加により良かったこと等を踏まえ住民参加への提言など何を未来の運動に伝え、いかに進めていくかのヒント・助言に少しでもつながればとの思いからの企画であった。これは道路住民運動の現状の問題点を明らかにするとともに将来の方向性と展望を切り拓くことに役立つことを切に願うものである。
近年、大規模な災害が相次いでいる。今年に入っても台風・豪雨による河川の決壊、氾濫など風水害の激甚化は、多くの犠牲者と被害を出したのは記憶に新しい。地球規模での気候変動が影響していることは否定できない。自然災害が多発する日本列島で、国民の命と財産を守ることは政治の要(かなめ)であり、従来の延長線上ではない、防災・減災対策の抜本的な強化が求められるところである。こうした状況のもと公共事業を、これまでのように大型開発・新規事業優先ですすめていいのかが問われている。私たちは、安全・安心の防災・減災対策、老朽化対策を公共事業の基本に据える抜本的な改革が必要だと考える。そして実現化するために全国の市民運動と連帯して国等行政に訴えていくことをここに宣言する。
2019年11月24日